■極希少資料 明治5年~6年(1872~1873年)!明治維新 神奈川県権令(知事)大江卓 直筆『納合米(年貢)』農民納合(年貢)割付状 全38頁

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■極希少資料 明治5年~6年(1872~1873年)!明治維新 神奈川県権令(5代知事) 大江卓 直筆 『納合米(年貢)』農民への納合(年貢)割付状 全38頁 ●1980年頃神田に古書店にて購入しました。大変希少な資料です。明治時代初期の明治維新にともなう、神奈川県権令(5代知事) 大江卓 が農民(百姓)対し 『納合米(年貢)』を改めた納合(年貢)割付状 全38ページ(表、裏表紙含む)です。資料は、明治5年版と6年版になっています。なお、神奈川県権令印(二か所)・神奈川県割印(所々)・神奈川県印((一か所)が押印されています。おそらく2部存在し、1部は県庁、もう1部は当時の農民(百姓)の代表に渡ったものがこの1部存と考えられます。●【状態】経年劣化で綴じ紐が取れているのと、所々虫食いがあります。全体的にはシミや汚れもほとんどなく、年代を考えると綺麗な状態です。(写真にてご判断願います。)●素材:和紙。●サイズ:縦約32cm、横約23cm、厚さ約5mm。●【大江卓(おおえたく 1847~1921)】弘化4(1847)年9月25日土佐幡多郡柏島(高知県)に生まれ、嘉永6(1853)年に幡多郡宿毛に移りこの地で成人する。斎原治一郎、土井卓造とも自称。慶応3(1867)年土佐陸援隊に入り倒幕運動に参加する。明治元(1868)年兵庫県判事試補になるが、いったん退官し、同4(1871)年民部省に僭称廃止の建白書「穢多非人廃止建白書」を提出し、これを機に同省に出仕する。ついで工部省に移るが、同年10月神奈川県令陸奥宗光に起用されて県七等出仕となる。ついで参事。この頃県令の陸奥は湘南で療養することが多く、その代行として県政にあたった。明治5(1872)年7月、陸奥のあとをうけて神奈川県権令(注)となる。外務卿副島種臣の命によりマリア・ルス号事件の裁判を担当、清国人苦力(クーリー)の解放を断行するとともに、これを機に県下の芸娼妓解放令を発布した。県治条例に基づく職制事務章程をつくり、横浜に官民親睦倶楽部勝談会を結成して会長に原善三郎を迎え、仮名垣魯文を雇って県庁の布告文を改め、外国人居留地規則を制定するなど多くの功績を残した。

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